中国茶「青茶(烏龍茶)鉄羅漢」を紹介しています。

鉄羅漢鉄羅漢

<中国茶「青茶(烏龍茶)鉄羅漢」>

 

福建省武夷山の「慧苑岩」に産出される武夷岩茶で、「武夷岩茶四大名叢(銘茶)」の一つにあげられ、その中でも茶樹の最も樹齢が長く、歴史的にも古くから名前が残っているのが鉄羅漢です。
『鉄の聖人』という意味の異名を持つこのお茶には、たくさんのエピソードが残されている。
羅漢とはすべての修行を終えた聖者のことで、名前に鉄という一文字を冠したのは古人がこのお茶の力強さを表現したかったのかもしれない。

 

19世紀には、難病の薬としても使用されていた。
中国医学によれば熱病の治療に大変優れた薬効があるとされ、体を芯から暖める力もあるので、底冷えのきつい地域で暮らす人々からは「体を暖かく快適にしてくれるお茶」として珍重されてきた。


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鉄羅漢

 

[産地]

福建省武夷山

 

[水色]

濃い赤橙色

 

[香味]

香ばしい匂いがいっぱいに広がって、その奥の方に甘い香りが隠れている。
華やかな香りはないが香ばしさと甘さが混じった落ち着いた匂いを感じた。
口に含むと軽い苦みに思いがとられるが、気づくと口の中全体に静かな甘味が広がっている。

 


岩茶は発酵度がやや強いのが特徴で、茶葉が3割程度紅色に変色する「三紅七緑」。
製茶の最後の工程で数回焙煎して仕上げるので、岩茶特有の甘い香りが残る。
これを「岩韵(がんいん)」と呼び、これは岩茶特有の味わい。
甘い香りと青茶特有の芳ばしさがあり、すっきりとした飲み心地。岩地のミネラルを多く含んでいるので冷え性にも効果があるといわれている。