中国茶の緑茶「龍井茶」を紹介しています。

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龍井茶イメージ龍井茶

<中国茶の緑茶「龍井茶」>

 

龍井茶が出来る杭州は、「天に極楽あり、地に蘇州、杭州あり」とうたわれる景勝地。
上海から電車に乗れば2時間30分程度で着く。

杭州の西にある西湖は、その優しい女性のような雰囲気から、絶世の美女といわれた西施(せいし)になぞらえて「西施(子)湖」と呼ばれることもある湖だ。

 

その 西湖の西北にある丘陵地帯が[龍井茶]の郷。
龍井茶で有名な梅花塢、獅峰、龍井、虎砲や雲棲などの村がある。

龍井茶は独特の扁平した茶葉で、香・色・味・形が優れていることから「四絶」といわれる。

とくに「梅花塢・獅峰・龍井・虎砲・雲棲」でつくられる龍井茶は、「西湖龍井」と呼ばれる高級品。

明前に摘まれる「獅子峰明前龍井茶」は、政府がその多くを買い上げるという、超高級品です。
その他ので作られたものは「浙江龍井・杭州龍井」といわれるが、市場には…?


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[香味]

こうばしさと新緑の若々しさを含んだ香り、さわやかな渋みがある。

 

[茶摘]

一芯一葉が原則。
四月上旬の清明節の前(明前)に摘まれるものが最高です。
「明前茶」は一番よい時期の清明節(4月5日ころ)前後に摘まれる茶。
この明前の龍井茶は政府に納められる。
そして、穀雨(こくう)の四月二十日ごろに摘まれるものは雨前(うぜん)と呼ばれる。

 

[製茶]

龍井茶の形は扁平である。
これは、茶葉を手の平で釜の内側の縁にこすりつけるようにして揉むため、丸みを持たず、扁平の形になる。
一般の釜炒り茶が温度を高くして炒り上げ揉捻するのに対して、すべて手で低温(葉温80℃、15℃→20分)長時間(20時間)かけて、揉捻を行わずで炒っていく。

製茶は十大手法、抖(とう・震動させる)・帯(たい・締める)・擠(さい・圧搾する)・(しゅあい・力いっぱい押しつける)・挺(てい・まっすぐに伸ばす)・柘(たく・ひらく)・扣(こう・押す)・抓(きゅう・ひねる)・圧(あつ・圧迫する)・磨(ま・すり磨く)で行われる。 

 

 

[歴史]

龍井の名前は名泉がわき出る井戸からきている、もとは龍泓(りゅうこう)とも言っていた。
明代の正徳年間に、旱魃(かんばつ)対策として井戸を掘っていたとき、井戸の底から龍のような形の石が出てきたことから龍井と名付けられた。

明代の茶聖と呼ばれる陸羽が書いた『茶経』巻下(三巻)・八之出には、龍井茶の産地・杭州が「…宣州・杭州・睦州・歙州下。…」として紹介されている。

宋代の『大観茶論』に甌(杭州)の秀気を存分に吸い、茶がつくられる様子が書かれている。
明代の『煮泉小品』では龍泓(龍井)の泉が澄んで冷たく甘くてこうばしく、茶を煮るのに最適であり、茶も龍泓山のものが最上であると記されている。