中国茶の黄茶の種類を紹介しています。

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黄茶の種類

<黄茶の種類>

 

黄茶の区分は、芽だけを使った「黄芽茶」、若葉でつくる「黄小茶」、
少し大きくなった葉を用いる「黄大茶」に分類される。  

         
  ┌● 黄芽茶   君山銀針、蒙頂黄芽
       
黄茶 ┼● 黄小茶   北港毛尖 
       
  └● 黄大茶   霍山黄大茶

 


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君山銀針イメージ君山銀針(くんざんぎんしん)Jun shan yin zhen

 

[産地]

湖南省岳陽市洞庭湖

[茶摘]

清明節(4月4・5日)前後に新芽だけを摘む。

[香味]

水色は薄いオレンジ、爽やかで奥深い香味がする。

[備考]

栽培・製造は洞庭湖の公園の中にある工場で行われている。

 

湯のなかに入れた茶葉から出てくる気泡は「雀舌含珠(雀が珠をふくんでいる)」といわれる。

 

蒙頂黄芽蒙頂黄芽(もうちょうおうが)Meng ding huang ya

 

[産地]

四川省名山県蒙山

[茶摘]

春分(3月20・21日)のころに新芽だけを摘む。 

[香味]

香り、味ともしっかりと出る。後味も甘味が残る。

[備考]

 

北港毛尖(ほっこうもうせん)Bei gang mao jian

 

[産地]

湖南省岳陽

[茶摘]

清明節(4月4・5日)がすんでから、1芯2〜3葉で摘む。

[備考]

唐代から貢茶として有名。

 

鹿苑毛尖(ろくえんもうせん)

 

[産地]

湖北省遠安県

[茶摘]

清明節(4月4・5日)前後の15日間

[備考]

茶聖・陸羽が書いた『茶経』の「八之出」にも出ている茶。

 

なざん毛尖(なざんもうせん)Jun shan mao jian

 

[別名]

白毛尖

[産地]

湖南省

[茶摘]

清明節後に1芯1〜2葉で摘む。

[備考]

 


 

温州黄湯(おんしゅうおうとう)Wen zhou huang tang

 

[産地]

浙江省秦順県・平陽県・瑞安県・永嘉県

[茶摘]

清明節前に1芯1〜2葉で摘む。

[備考]

清代からつくられている茶葉。

 

海馬宮茶(かいばぐうちゃ)Hai ma gong cha

 

[産地]

貴州省大方県

[茶樹]

地元の群生している中小の茶樹

[茶摘]

谷雨(4月20日頃)前後に摘まれ、一級は1芯1葉、その後1芯2葉(2級)、1芯3葉(3級)で摘まれる。 

[備考]

 


 

皖西黄大茶(かんせいこうだいちゃ)Wan xi huang da cha 

 

[産地]

安徽省霍山・金寨・六安・岳西

[茶摘]

春茶と夏茶(立夏前後)を1芯3〜4葉で摘む。

[備考]

この茶がつくられる「霍山」は(きょじしょ)が書いた『茶疏(ちゃそ)』 にも出てくる。
「-略-六安というのは郡名であって、実際には霍山県の大蜀山に産するものである。
ここの茶は、生産量がもっとも多く、名品もまた少なくないので、河南や山西・陵西の人たちはみな此処の茶を用い…」